<ロボプロに掛ける佐藤の想い>  私が初めてプログラミングに触れたのは、未だ“パソコン”という言葉の響きが憧憬の念と未知の期待感を抱かせる、中学生の時でした。 ガラケーの足下にも及ばない性能で25万円もしましたが、自らの手でCG・音楽を操り、ゲームを組んで遊ぶなど、幸せな少年時代を過ごしました。  ゲームプログラムが雑誌に掲載される時代もあっという間に過ぎ去り、大学生になる頃にはハードもソフトもぐっと高度化していました。 かくして昼夜を問わず市販ゲームに侵食される時代が早くも到来していたのですが、不埒な学生生活を送る一方で、 研究で必要に迫られて本格的にプログラミングを勉強した際も、苦に思わないというより、寧ろ没入できる趣味となり、エンジニア職時代(*1)にも大いに役立ちました。  近頃の男子中学生も、ゲームの話題が先に立つようです。 今のところ、リアルよりも面白いのだから当然でしょうが、扱う問題が短絡化された世界の中に価値を見出す習慣が祟って、脳が退化するのでは?という不安(*2)は付き纏います。 たまには、創造する側に回るか、裏側の制作者に思いを巡らす視点に立って欲しいとお思いでしょう。 幸い(?)にして、指示通りにしか動かないコンピュータの本質は未だ変わっていませんので、頭を存分に鍛えられるのが現代の特権(*3)かもしれません。  現代社会では、理系・文系を問わず、事務職でも、芸術家でも、コンピュータ処理に関わらない仕事は減っています。 “関われない”と、可能性が絞られます。 学校でプログラミングが必修になるとは言え、ソロバン授業のようなもので、限られた時間内では概念(文化)に触れる程度、実利性には届かず、本当の面白さは分かりません。  プログラミングは論理構成力を最も鍛えます。数学や国語の比ではありません(*4)。 一縷(いちる)の誤り・不足も許さない表現の場なんて、他にありません。 納得のいかない教師の採点を待つまでもなく、不備があればバグるので、自らの浅い思考力と冷徹に向き合う格好のツールです。  年間のキット代も決して安くはありません(*5)(*6)が、ゲームの裏側でも何でも、何か生き抜くための“ツボ”に嵌ってくれることを願って、このワクワクする講座にお誘いします。  拙文が本コース履修の後押しになれば幸いです。 *1 今でも副業の話があります。サボってますが… *2 こういう命題は二面性がありますので、結論もまた短絡化しない方が宜しいでしょう。  eスポーツなど、仮想世界で生業を立て、評価される時代もすぐそこに到来しています。 *3 足りない能力を“電脳”で補う15年後は分かりません。同じ言語能力としての英語も… *4 あくまで、真っ当なプログラミングと、学校で取り組むレベルの数学・国語を比べて。  本コースでは全てプログラムの雛型(ほぼ完成形)が与えられますので、初心者でも取り組めます。 *5 市販のロボットキットの価格帯をご存知なら、そうは思われないでしょう。  寧ろ、ロボット教室キットよりお値打ちだと思います。  恐らく、これ以上だと入会してもらえないギリギリの価格で、そのせいか、バッグは付属しません。 *6 書籍で自学した私も、日進月歩のハードウェアのために、百万円単位の負担を親に掛けました。  数万円で学習キットや高性能PCが手に入る隔世の現代です。